ダナン博物館

Bao Tang Da Nang

閉店・移転、情報の修正などの報告

ダナンの歴史とベトナム戦争、そして中部に住む少数民族に関しての歴史資料が展示されている大規模博物館


こんにちは、ベトナムナビです。中部最大の都市ダナンはハノイとホーチミンに次いで三大都市の1つとして数えられるまでに発展しました。ただ、観光巡りするには少し物足りなく、今まではほとんどの方はホイアンやフエなど世界遺産都市への足がかりの拠点として利用してきました。そこで、今回はダナン観光を盛り上げるべく、新たにオープンしたダナン博物館をご紹介したいと思います!


敷地内


敷地内には阮朝時代に活躍した軍使のグエン・チー・フオン氏の像と、大砲があります。
広い敷地の奥にはモダンな3階建ての建物があります。こちらが「ダナン博物館」です。

白い像はかつての英雄です

白い像はかつての英雄です

大砲は阮朝時代の象徴ですね

大砲は阮朝時代の象徴ですね

入場料は無料?


2013年2月の段階では入場料は無料でした。ただし、博物館なので今後は有料になってくる可能性が高いですね。ただし、ベトナムの博物館はどこも入場料は安く、100円、200円の世界なのでお財布の心配はする必要はないでしょう。一応入口はいってすぐに係員がいますので、もしそこでチケット代を要求されたら支払ってください。

館内案内


博物館館内は3階建てで、1階はダナンの歴史、風俗、文化。2階はベトナム戦争に纏わるもの。3階は少数民族の生活様式と3つのカテゴリーにフロアごとに分かれています。パネルと模型が展示されているのですが、説明書きはあいにく英語とベトナム語のみ。ただし見て楽しむことができるのでご心配なく!

1階 ダナンの歴史、文化


ダナンはもともと港町でした。現在もその様子は垣間見ることができ、ソンハン橋からたくさんの漁船が停泊しているのを見ることができますね。ダナンは近年一大都市として発展しましたが、一昔前は田園風景が続き、人々の多くは畑や港で働く小さな田舎町でした。ダナンが最初に発展したきっかけは阮朝時代にフエが都市として置かれたときです。阮朝はベトナム最後の王朝と呼ばれていますね。ここでは主にその時代の遺産が展示されています。年代で言えば1802年から1945年頃でしょう。

発掘現場の様子

発掘現場の様子

当時の人々の衣装です

当時の人々の衣装です

当時の人々が使っていた調度品

当時の人々が使っていた調度品

冠婚葬祭。こちらは何かの儀式でしょうか

冠婚葬祭。こちらは何かの儀式でしょうか

人々の暮らし

当時の人々は主に港近郊で暮らしていました。漁業を生業として苦しい生活ながら、そこに明るい家庭を築いていたのがジオラマから見てとれます。人々の移動手段は人力車からバイクへ。展示されているボロボロのバイクは現在のバイク天国ベトナムを作る最初の一歩だったのでしょうね。

人力車

人力車

バイク

バイク


続いてご覧いただきたいのは生活の一コマです。ベトナムと言えば生春巻きの皮にもなっているライスペーパー、そして付けダレであるヌクマムが名物料理ですね。その製作現場をジオラマで伺うことができます。ヌクマムは大きな樽に小魚を塩漬けして1年間保存、発酵させたもの。現在に至ってもその作り方に変化はなく、ヌクマム工場では大きな樽が並んでいるのを見ることができるはずです。

ライスペーパーを作っているところ

ライスペーパーを作っているところ

漁業が盛んだったことが分かります

漁業が盛んだったことが分かります

実際使っている現場を見てみたいですね

実際使っている現場を見てみたいですね

石像を作っているのでしょうか?それとも発掘現場?

石像を作っているのでしょうか?それとも発掘現場?

2階 ベトナム戦争


続いて2階はベトナム戦争編です。ダナンはベトナム戦争において激戦区になった場所の1つです。現在でも米軍基地が置かれています。ここではベトナム戦争時に使われた武器や爆弾が展示されています。また、当時の白黒写真がパネル式で展示されていますので、こちらは見る価値ありです。

手榴弾でも作っているのでしょうか…

手榴弾でも作っているのでしょうか…

昔の紙幣です

昔の紙幣です

銃火器。生々しく、戦争の重みを感じることができます

銃火器。生々しく、戦争の重みを感じることができます

実際これらが活躍したのだと思うと…考えさせられるものがありますね

実際これらが活躍したのだと思うと…考えさせられるものがありますね

戦争の中、生きる人々

ベトナム戦争が何故これほどまでに悲劇を生んだのか。皆さんご存じの通り枯れ葉剤はその主たる原因の1つですね。しかし、ここで注目したいのはもう1つの理由。それは「陸上戦争」だったからです。町中を戦車が通り、軍人は銃器を持って行進し、女性は男性のために衣服を編み生活の支柱となる。ベトナム人一人一人が力強く生きていました。そんなワンシーンをおさめた写真パネルに注目してください。

ベトナム人女性はいつだってたくましい

ベトナム人女性はいつだってたくましい

軍事作戦会議の様子

軍事作戦会議の様子

町中を戦車が走ります

町中を戦車が走ります

大砲を引く様子

大砲を引く様子

各地で落とされた爆弾

米軍が使用した武器は60種類以上にのぼり、爆弾も当然のことながら各地に落とされました。その中でもCBU-55という気化爆弾をご存知でしょうか。通常の爆弾と異なり、音速で広範囲に広がる熱風は爆風となり、長時間かけて人々の身体を蝕み、一瞬で多くの人々を息絶えらせました。

いくつもの爆弾

いくつもの爆弾

銃火器

銃火器


人々の生活

ジオラマで再現されているのは民家と薬局です。
ベトナムは個人経営の薬局屋がとても多いですね。
ここで見学できる薬局は当時の風景でしょうが、現在も田舎へ行けばこんな感じです(笑)

薬局屋

薬局屋

民家。のんびりしてる感じがいいですね

民家。のんびりしてる感じがいいですね

3階 少数民族


3階はダナン近郊に住む少数民族の生活風景がパネルと模型で再現されています。ここで紹介されているのは主にカトゥー族です。カトゥー族は古くからある少数民族の1つで、その特徴は華やかでお洒落な民族衣装にあります。

皆おそろいの民族衣装

皆おそろいの民族衣装

手織りを愛する民族です

手織りを愛する民族です


彼女たちは手織りで衣服をすべて編んでいます。綿花から紡いだ原料をもとに、腰と手、足を使って器用に紡いでいきます。現在では彼女たちの編む衣服は少数民族の伝統工芸品として高く評価され、カトゥー族が住む麓の市場では人気が高くて評判です。また、現在ではカトゥー族の収入を安定させようと、ベトナム政府は力を入れています。ちなみにこの事業には日本の財団も参加しています。頼もしいですね。

カトゥー族の衣服

カトゥー族の衣服

日用品

日用品



いかがでしたか。フロアごとに特色のあるジオラマ、パネル、模型を見学することができるので飽きることがありません。ダナン市内中心部にあるので、滞在ホテルから歩いていくこともできますので、是非立ち寄ってください。
以上、ベトナムナビがお届けしました。


記事登録日:2013-08-26

ページTOPへ▲

関連タグ: 博物館 ダナン

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2013-08-26

チェックイン日
宿泊数
部屋数 部屋1 大人 子供